"居ながら大規模改修工事"の
モデルケースに。

特別養護老人ホーム、中学校、保育園という床面積20,000m² を超える複合施設の居ながら大規模改修工事。
利用者及び、管理者の立場に立った改修計画の立案が大きなテーマであり、改修そのものの設計よりも居ながら工事における仮設計画の方が、難易度の高い設計であった。
特に特養では、土日祝日も関係なく運営する必要があるため、利用者及び、管理者動線、避難動線を確保し、各室の機能を損なうことが無いよう区監督官、施設管理者と議論を重ね、何パターンもの詳細な工事計画を作成した。設計段階でこれ だけ多くの工事計画を立案し、順調に工事を行っている例は少なく、そのことが評価され、中央区が発表した東京都建築技術発表会において、優秀賞を受賞した。その後も他の区からの見学が相次ぎ、居ながらの大規模改修工事のモデルケースとして、注目された物件である。

中央区立マイホームはるみ等複合施設（大規模改修）

• 東京都
• 2015
• SRC 7F＋B1F
• 20,854 ㎡